『ジェネレーション・レフト』(キア・ミルバーン 著)
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『ジェネレーション・レフト』(キア・ミルバーン 著)

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◉世界の若者たちは、なぜいま「左傾化」しているのか?◉ 資本主義の中心地であるアメリカでは、いまや20代の若者の70%ちかくが、社会主義を支持していると言われている。 さらに、オキュパイ・ウォール・ストリート運動、コービンやサンダースら「左派ポピュリズム」の台頭、グレタさんを中心とする気候危機の問題提起など、いま世界では若者たちによるラディカルな社会運動の輪が次々と広がっている。 世界の若者たちは、なぜいま「左傾化」しているのか? 気鋭の政治理論家キア・ミルバーンが、この「ジェネレーション・レフト」が生まれた背景と可能性を徹底解明。 Z世代(1990年代後半生まれ~)が主役となる21世紀の世界情勢を知るための必読書! ◉監修・解説◉ 斎藤幸平(経済思想家・大阪市立大学准教授) 「コロナ・ショックを前にして、新自由主義に代わる新しい秩序を志向する可能性や必要性が出てきているのは否定できないはずだ。ここに左傾化の潜在性、21世紀の左派にとっての政治プロジェクトが存在する。その担い手が、急進化している若者たちである」 ─推薦─────────────────────────── キア・ミルバーンは、世代についての話に付きまとうナンセンスを粉砕し、年齢の問題のように見える事態の根っこに階級の問題があることを示した。この本を読んで、ジェネレーション・レフトに加わろう。  ──ポール・メイソン(ジャーナリスト、『ポストキャピタリズム』著者) 急進主義が新しい時代を迎えた原因とその可能性への素晴らしい探求だ。新自由主義を克服し、気候変動を静め、社会の高齢化に対処するためには、もう一度「最高の世代」が必要なのだ。  ──アーロン・バスターニ(ジャーナリスト、『ラグジュアリーコミュニズム』著者、「ノヴァーラ・メディア」共同創設者) ────────────────────────────── 目次 日本語版への序文 謝 辞 第1章 世代の再考 若者の左傾化 スノーフレーク世代か?それともめちゃくちゃにされた世代か? なにが世代を形作るのか? いまの世代を生み出したものはなにか? 出来事が世代を形作る 第2章 取り残された世代 2008年は起こらなかった 新自由主義の時代区分 新自由主義的コモン・センス(意識の破壊) 生き残るゾンビ 2008年がやっと起こった 第3章 ジェネレーションの爆発 過多の瞬間 一度目は悲劇として…… 2011年世代 告白機能 第4章 選挙論的転回 世代的盲点 左派メランコリーからの脱却 エコロジーの拡大 第5章 成人モデルの改革 なぜ保守主義は年配者に多いのか 機能不全に陥る成人期 道を絶たれた若者 すべてのものをすべての人に! 解説 ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平 前書きなど 年齢が現代の政治における分断の決定的要素になりつつある。 世界の多くの若者たちは左翼的な考えを持ち、コービンやサンダースのような人物を支持している。この「ジェネレーション・レフト」はどこから出現したのだろうか? それはどのように世界を変えることができるのだろうか?  本書において、キア・ミルバーンはジェネレーション・レフトの歴史を辿る。彼らは2008年の金融破綻の直後に出現し、現在は選挙闘争の場で、新しい現実を受け入れられず右傾化した年配の有権者や「第三の道」を行く政治的エリートたちと覇権争いを繰り広げている。  政治的世代をめぐる新しい概念を提示することで、ミルバーンはジェネレーション・レフトの考え、振る舞い、目的を明確にする。そして、若者と大人をつくり直すことで年齢差を乗り越えることができると説く。この本は、若い人も年配の人も、現代のさまざまな危機に関心があるすべての人に必読の書だ。 版元から一言 堀之内出版の新レーベル「Zブックス」の第一弾です。