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POSSE vol.56(特集:春闘をアップデートせよ! 非正規×インフレ危機)

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★クレジットカードでの定期購読は20%OFF!登録はこちらから http://horibooks.com/products/list.php?category_id=11 【2024年3月下旬より発送開始】 [特集]春闘をアップデートせよ! 非正規×インフレ危機 元 連合非正規労働センター長 龍井葉二 全労連事務局長 黒澤幸一 木下武男/篠田徹/今野晴貴 物価高騰が止まらないなか、改めて「春闘」が注目されている。しかし、日本の労働組合の代名詞となってきたはずの春闘は、かつての姿から大きく変わってしまっている。政府が経営者に賃上げを要請する「官製春闘」が定着してすでに10年が経過し、大企業からは続々と「大幅な賃上げ」が発表されている。なかには組合の要求を待たずに早々にベースアップがリークされたり、組合要求を上回る数字を発表したりする大手企業も相次いでいる。春闘を主導するのは政治や経営者だと言わんばかりの状況だ。 だが、賃上げに非正規雇用労働者の待遇改善は含まれているのだろうか? その額は実質賃金を踏まえても高水準なのだろうか? この賃上げ「ブーム」は持続するのだろうか? いまこそ、春闘によって労働組合が存在意義を発揮すべきときだ。「非正規春闘」のような新たな取り組みも台頭している。本特集では、春闘の歴史的な経緯や背景、アメリカの賃上げストライキの動向、日本の労働市場の現状や非正規春闘の実践を踏まえつつ、春闘をつうじた労働組合の未来を考えていきたい。 【特集】春闘をアップデートせよ! 非正規×インフレ危機 ◆15分でわかる春闘入門 本誌編集部 ◆基調論文 春闘とは何だったのか? 龍井葉二(元連合非正規労働センター長) ◆座談会 春闘はいま、無秩序な労働市場に立ち向かえるのか 龍井葉二 × 木下武男(労働社会学者・元昭和女子大学教授) × 今野晴貴(POSSE代表) ◆インタビュー 非正規労働者の賃金が上がらなければ、日本全体の賃金は上がらない 黒澤幸一(全労連事務局長) ◆インタビュー 米国労働組合の大幅賃上げに見る日本の春闘への提言 篠田 徹(早稲田大学教授) ◆論考 今年で2年目を迎えた非正規春闘 2023春闘の成果と2024春闘での広がり 青木耕太郎(総合サポートユニオン共同代表) ◆インタビュー 学生アルバイト1人からでも賃上げを実現できる! ──非正規春闘とベイシアでの運動の経験から 茂木 楓(大学生) 【単発】 ◆台湾の移民運動の再建を目指して前進する現場の取り組み ──20周年を迎えた台湾の移民運動の実践から 田所真理子ジェイ(NPO法人POSSEスタッフ) 【連載】 ◆社会運動史研究者がスポットワークをやってみて 第3回 「日々雇用」と副業のはざまで 黒川伊織(神戸大学大学院国際文化学研究科協力研究員) ◆困窮する移民・難民の生存権を求めて 第3回 「幸運」な難民認定申請者とその後 大澤優真(つくろい東京ファンド/北関東医療相談会) ◆父の過労死 会社と闘ってきた10年間 第8回 過労死・過労自死を防ぐために労働組合ができること 高橋優希 ◆スポーツとブラック企業 第17回 スポーツと国籍をめぐって 常見陽平(千葉商科大学准教授) ■表紙の写真 「TOKYO NUDE」 虚構の東京を出現させることをコンセプトに、レタッチによって都市の外観を変化させるシリーズ 安藤瑠美 フォトグラファー・レタッチャー 1985年 岡山県出身。2019年 THE REFERENCE ASIA : PHOTO PRIZE優秀作受賞。 http://rumiando.com https://www.instagram.com/andytrowa/ ■ブックデザイン 末吉亮(図工ファイブ)

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