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[第一特集] マンガでわかる! 仲間づくりの方法
スポーツの試合に出場して成果をあげるためには、練習・トレーニングを積む必要があります。これと同じで労働組合や社会運動団体において仲間づくりを実際にすすめるためには練習・トレーニングが必要です。そのスポーツの練習・トレーニングを積んだことがまったくない人に対して、そのスポーツの試合に出場せよと言っても無理であるように、仲間づくりの練習・トレーニングも積んだことがない人に向かって「仲間づくりしよう」と言っても無理です。「仲間づくりのために大切なのは対話です。対話を大きく広げよう」と呼びかけるだけでは対話を大きく広げることはできません。仲間づくりのための対話の練習・トレーニングを積む必要があるのです。第一特集では、仲間づくりのために大切な対話の方法をマンガで解説しながら、マンガと連動したYouTube動画も交えて、対話の練習・トレーニングを積んでいく方法を紹介します。
[第二特集] 非正規公務員問題を一歩前に進める
国や自治体で働く臨時・非常勤職員、いわゆる「非正規公務員」の労働条件の問題は、議会やメディアで取り上げられる機会も増え、社会問題として知られるようになりました。
2023年の統計によると、全国で80万人を超える非正規公務員が働いています。4人に3人が女性で、公募による雇用不安や低賃金、ハラスメントなどが深刻です。多くの非正規公務員が、国民・住民のいのちとくらしを直接支える行政窓口やケア・教育などの現場で働いていることから、日本社会の非正規差別とジェンダー差別、脆弱な公務・公共サービスなどが絡み合った問題として認知されています。
この間、非正規公務員当事者が声をあげはじめ、労働組合の運動もあって、少しずつ処遇改善が進んでいますが、地域や職場によって温度差があり、まだ大きなうねりとはなっていません。本特集では、これまでの運動の成果を振り返りながら、非正規公務員問題をもう一歩前に進めるために私たち一人ひとりに何ができるのか、あらためて考えます。
目次
[第一特集] マンガでわかる! 仲間づくりの方法
マンガ「仲間づくり講座」で学ぶ対話の手法
本誌編集部
マンガ「仲間づくり講座」
仲間に共感を広げる伝え方とは?
仲間づくりのための対話とは?〈関係構築編〉
全員参加型の対話の手法とは?〈コーチング編〉
[第二特集] 非正規公務員問題を一歩前に進める
⾮正規公務員が安⼼して働き続けられる職場・仕事の実現に向けて
川村雅則 北海学園⼤学教授
国家公務における非常勤職員の制度と課題
津川剛 全労働省労働組合書記長
非常勤職員から会計年度任用職員へ
──自治体非正規労働者として26年
曽我友良 自治労連中央執行委員・非正規公共評事務局長
非正規教員から見た教育現場の実態
柳澤欣吾 全教臨時教職員対策部事務局次長(長野高教組講師再任用職員部副部長)
労働組合が勝ちとってきた非常勤職員の労働条件
国公労連調査政策部
[単発]「国公労連2024年非正規で働く仲間の要求アンケート」結果について
国公労連調査政策部
[単発]政府の定員管理政策と行政体制をめぐる諸問題
──「国民のいのち・くらし、権利をまもるフォーラム」基調報告
笹ヶ瀬亮司 国公労連中央執行委員
[連載] スミレとヒマワリ 第19回
谷間世代から見えるもの──司法予算の貧困
白神優理子 弁護士
[連載] 国家公務員の労働条件Q&A きほんの「き」から 第43回
テレワークの手当について
国公労連
[書評]KOKKOEditor’sBookReview
『静かな働き方』/『ガザとは何か』
KOKKO編集部
表紙イラスト オカヤイヅミ
デザイン ナルティス/末吉亮(図工ファイブ)
本文組版 はあどわあく