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資本主義リアリズム 増補版【事前予約で送料無料!】

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紹介 刊行直後から多くの人々を魅了し、熱狂的な読者を獲得してきた名著が増補版で再刊! ●千葉雅也推薦!! ●毛利嘉孝、木澤佐登志による書き下ろし解説を収録!! 【資本主義が拡大するほど、うつ病が増える?】 「資本主義の終わりよりも、世界の終わりを想像する方がたやすい」資本主義リアリズムの世界で、社会のしわよせはどこへ向かうのか──?ひとつの答えはメンタルヘルスだった。 社会の問題を個人の問題にすり替え、メンタルの問題を化学物質の問題にすり替えることで力を得ながら前進する資本主義の構造を鋭く美しい筆致で暴く。 後期資本主義の不毛な「現実」に違和感を覚えつつも、その要請を受け入れてしまう人々の主体性を、フィッシャーは映画、音楽、小説の中に見出していく。社会問題のみならずポップカルチャーにも光を当て、常に他の未来を構想し続けたマーク・フィッシャーの主著。 「はっきり言わせてもらおう。たまらなく読みやすいこのフィッシャーの著書ほど、われわれの苦境を的確に捉えた分析はない」 ──スラヴォイ・ジジェク 目次 第一章 資本主義の終わりより、世界の終わりを想像する方がたやすい 第二章 もし君の抗議活動にみなが賛同したとしたら? 第三章 資本主義とリアル 第四章 再帰的無能感、現状維持、そしてリベラル共産主義 第五章 一九七九年一〇月六日──「何事にも執着するな」 第六章 形あるものみな広報へと消えゆく──市場型スターリニズムとお役所型反生産 第七章 「……二つの現実が折り重なって見えるとき」夢作業および記憶障害としての資本主義リアリズム 第八章 「中央電話局というものはない」 第九章 マルクス主義のスーパーナニー 「諦め」の常態化に抗う──あとがきに代えて = = = = = 解説 毛利嘉孝 木澤佐登志 版元から一言 装丁 イシジマデザイン制作室(石島章輝) 装画 Stanley Donwood 著者プロフィール マーク・フィッシャー (マーク フィッシャー) (著/文) 1968年生まれ。イギリスの批評家。ウォーリック大学で博士号を取得した後、英国継続教育カレッジ、およびゴールドスミス・カレッジ視覚文化学科で客員研究員・講師を務める。著書に『資本主義リアリズム』、The Resistible Demise of Michael Jackson(2009年)、Ghosts of My Life: Writings on Depression, Hauntology and Lost Futures(2014年)、The Weird and the Eerie(2017年)。2017年1月逝去。 河南瑠莉 (カワナミルリ) (翻訳) 1990年、東京生まれ。早稲田大学、ベルリン自由大学で政治経済学・文化政策を学んだ後、ベルリン・フンボルト大学の文化科学研究科修士課程に在籍。ベルリン森鴎外記念館の研究助手として制作・リサーチ・翻訳を担当し、常設展示の新設に携わる。近代思想史、美術館学・博物館学を専攻。 セバスチャン・ブロイ (セバスチャン ブロイ) (翻訳) 1986年、南ドイツ・バイエルン生まれ。ウィーン大学・大阪大学・ベルリン自由大学で日本語と比較文学を専攻。池澤夏樹と安部公房の翻訳で第一JLPP翻訳コンクール最優秀賞。現在、東京大学大学院博士後期課程。研究領域はエピステモロジー、メディア技術論。

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